HDDの大容量化と低価格が相まって、記憶容量当たりのメディアの価格(単価)が大きく変わってきました。HDDとDVDを比べると、下記の通りです。
メディア | サイズ | 価格 | 1GB単価 | |
格安DVD-R | 4.7GB*50枚 | 980 | 4.1 | |
HDD | 2TB | 8,770 | 4.4 | |
太陽誘電DVD-R | 4.7GB*50枚 | 1,775 | 7.5 | |
格安CD-R | 700MB*50枚 | 980 | 28 | |
太陽誘電CD-R | 700MB*50枚 | 1,890 | 54 |
格安DVD-Rとほぼ互角で、メーカー品の太陽誘電製DVD-Rと比べると、HDDダントツの安さ。単に価格だけでなく、転送速度やリライト性、物理的破損の頻度、汎用性、可搬性など様々な視点から比較すべきなのですが、どれをとってもHDDが秀でてる印象は否めません。ここまで差が出ると、必要なデータをDVDに焼くとかバカバカしいですね。複数のHDDで構成されるライブラリシステムでも作るべきです。CD-Rなんて今やHDDの10倍近い価格になってしまいました。
この流れは、パソコンだけでなく、カーオーディオ/カーナビでも、iPodやiPhoneの対応が進み、光学記録メディアからシリコンメディアへとシフトしています。データ量に比例して増加していく光学メディアではなく、質量がとても小さいシリコンメディアか、質量が変わらないHDDなどが主力でしょう。MDとかもう流行らないでしょうね。ただ、テープが無いので、必要な人にとってはこの上ないメディアであることは否定しませんが。
というわけで、近く2TBのHDDを買い増しする予定。