計画停電に耐えるUPS考察

ここのところ関東では計画停電で、週に1度は闇鍋状態の夜を過ごしていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?電気の無い生活は自然でイイ。江戸情緒あふれる素敵な生活です。とは言えず、ITにどっぷり使っている生活では電気は無くてはならないものです。テレビ、電子レンジ、蛍光灯、暖房器具なんてのは止まっても苦にならないのですが、高速インターネッツが使えないのがいただけません。3Gだけではもの足りません。

停電しているとはいえアナログ電話機は使えます。電話線から給電されていますから当たり前といえば当たり前ですが、NTT交換局が停電していないということの証しでは無いでしょうか。つまり、回線は停電で死んでいないと言いたいのです。つまり、ONUに給電すれば回線は使えます。あとは、ルータとWiFiアンテナにも給電できればインターネッツが使えますよ。

ここで登場するのがかUPS無停電電源装置です。まぁインテリなバッテリですね。はい。停電になったらバッテリから電力を供給する装置です。高性能インバータ搭載なので正弦波でACを提供してくれます。安物の矩形波とは違います。ただ、気をつけなくてはいけないのは、UPSは突発的な停電のために設計されていて、今回のような計画停電用ではないという事です。この事実は大事です。本来UPSというのは、安全にシャットダウンできるように、電源が止まるまでの数秒を数分にするためのもの。人が死ぬ間際に見ると言われている走馬灯のようなもの。つまり生命維持装置ではないということ。

いよいよ本題。計画停電に向けたUPS考察です。答えから言いますと、「既存(中古)のUPSを改造すればいいっぺ」です。UPSの肝は、バッテリですから、バッテリをなんとかしてしまおうというわけです。本来では行う事がない長時間の放電&充電を毎週するのですからバッテリも死にます。高いシールドバッテリでも辛いところ。そこで、容量だけは稼げるカーバッテリを繋いで運用できるように改造しましょうというわけです。

前置きが長くなったので、今日はこのへんで。Chao!