私のイラレと貴方のエクセル

今年は全然プログラムを書いていない。その代わりといっては何だが、結構な確率でイラレと格闘している。いつも思うようにならず四苦八苦している。その都度、ネットで調べたりしながら、あーでもない、こーでもないと。それはそれで楽しいのだけれどね。

先日イラレの本を買った。これ、なかなか良かった。いろいろとテクニックが満載。今まで時間をかけていたことがさらりと出来そうな予感がした。

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この本に限らず、パソコンの操作方法習得本は素晴らしい。いろいろと知らなかったテクニックが載っていたりするからだ。ネットだとピンポイントの情報だけだが、本だと要らない項目もあって、それはそれで有意義だったりする。そして、うろ覚えのテクニックを使っては、一人ほくそ笑むのである。


さて、話は変わるが、会社という組織で仕事をしていると、ワード、エクセルといったオフィスソフトの操作方法について聞かれることがある。とてつもなく難しいこと少なく、そんなに難しくない問題が多い。そんな質問をしてくる、彼、彼女に共通している事と言えば、パソコンの操作方法習得本を読まないことではないだろうか。強いて言えば、自習する能力が無いように思う。エクセルの本を一通り読んだことがあれば、答えが分からなくてもそれなりに解決方法を見いだすものだ。(と、思う。)


その結果、本を読まない人が、本を読んでいる人の邪魔をする。本を読んでいる人の効率・能率は向上し作業時間は短縮する。しかし、その貴重な時間は、本を読まない人のたわいもない質問によって簡単に失われてしまう。


これって、とても可笑しくないか。
もしかして、知らないふりをした方が一番効率いいのかい?


そして私は、イラレの本を読む。