ご飯よりパンが好きなもので、そんな私に忍び寄るパンフェスの香ばしいかおり。遥々東京オーヴァル京王閣行ってきました。そもそも行く気もあまりなかったのですが、同時開催の小さな活パン展というのが目に留まった次第。
LUMIX GF1とArduinoでインターバル撮影
インターバル撮影は、微速度撮影ともよばれる高貴な撮影手段だと思っております。デジタルカメラの普及で、その敷居もだいぶ下がりました。とは言えそれでも安くないのもまた事実。そこで、手持ちのカメラと、Arduinoを使用してインターバル撮影装置(シールド)を作りました。
材料 | 価格 | 購入店 |
---|---|---|
Arduino本体 | 2100円くらい | 在庫 |
Arduino用ユニバーサル基板 UB-ARD01WH | 598 | マルツパーツ |
2.5mmミニミニプラグ4極オス | 294円 | マルツパーツ |
TLP621-2 | 50円 | 秋月電子通商 |
8ピンICソケット | 40円 | 千石電子 |
カーボン抵抗2kΩ | 10円 | 在庫 |
カーボン抵抗2.7kΩ | 10円 | 在庫 |
カーボン抵抗37kΩ | 10円 | 在庫 |
カーボン抵抗470Ω | 10円 | 在庫 |
各種LED | 10円 | 在庫 |
ジャンパー線他 | 適当 | 在庫 |
ブレットボードに試作した様子
TLP621-2が不良なのか、私の頭がついて行けてないのかわかりませんが、受光側の内部抵抗が高く目的の動作をしませんでした。4個入りだったのですが、その内3個がNG。残り1個でなんとか動作させることが出来ました。不良品だといいのですが、私の勘違いかなー。
勢いに乗って、ユニバーサル基板を使用してシールド化しました。
ほんとうなら、555で処理させたいところですが、タイマーが決まらなかったため、Arduino使うことにしました。
LEDはそれぞれ、待機、フォーカス、シャッターと連動しています。待機の状態でカメラと接続しないと基準抵抗がかわるためか正しく動作しませんので、悪しからず。
ソースはこんな感じ。ほとんど参考サイトのままです。
int halfPin = 4; int pushPin = 7; int redLed = 8; int yellowLed = 10; int greenLed = 12; void setup() { pinMode(halfPin, OUTPUT); pinMode(pushPin, OUTPUT); pinMode(redLed, OUTPUT); pinMode(yellowLed, OUTPUT); pinMode(greenLed, OUTPUT); } void loop() { // focus digitalWrite(halfPin, HIGH); digitalWrite(yellowLed, HIGH); delay(2000); // shutter digitalWrite(yellowLed, LOW); digitalWrite(redLed, HIGH); digitalWrite(pushPin, HIGH); delay(2000); digitalWrite(redLed, LOW); digitalWrite(greenLed, HIGH); // wait digitalWrite(halfPin, LOW); digitalWrite(pushPin, LOW); delay(4000); digitalWrite(greenLed, LOW); }
参考にさせていただいたブログ
レイアウト、基本の「き」
会社で仕事をしていれば、レイアウトを作るとは呼ばなくても似たような経験をしているのだはないだろうか。ワードの文章、パワポの資料、チラシなどetc。社内にデザイナーを持つような企業で無い限り、専門職でもない人にもそんな仕事はやってくる。私もそんな一人だと。
自分で頑張って作ってみるもののどこか変。プロのデザインはなんとなく説明は出来ないけど素晴らしい。雲泥の差。この差は何なのかさえ解らないまま震えていた(ry
原因は簡単明快。基本を知らないから。街中で見かけたデザインを、見よう見まねでアレンジしているからではないだろうか。基本を知らないから、真似ているつもりで、改悪していたりする。とてもタチが悪い。
そんな迷える非デザイナーの皆さんに贈る応援歌みたいなテキストあります。
- 作者: 佐藤直樹,ASYL
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デザイナー必見とうたっていますが、デザイナーじゃ無い人が読んだほうがいいと思います。読んで、デザイナーに頼む仕事が減らしましょうではなく、もっと上のランクの依頼が出来るようになるかもだから。
デザインのひきだし
以前はTBSのがっちりマンデーという番組を良く見ていた。しかし、ここ最近、55分後に放送されるNHKのサキどりを見ている。とても面白い。
先日、7月22日の回で、五島列島の小値賀町が特集されていた。特に興味を引かれたのは、晋弘舎印刷の活版印刷超アナログでDTPの対極だからかもしれないが、活版を後世に残そうとする四代目の姿勢と、五島列島からの発信とが重なり、とにかくとても良かった。
ネットでいろいろ調べれば、晋弘舎印刷の事が出は出るわ。超有名なのね。たまたま取り上げられたとかいうレベルでは無かった。そして、晋弘舎印刷の活版について調べている途中で見つけたのが、グラフィック社の「デザインのひきだし」。デザインのひきだしNo.10に、晋弘舎印刷が載っているのが、運命の糸だった。
- 作者: グラフィック社編集部
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この、平日開店ミシマガジンの対談。第13回〜15回。
第13回 『デザインのひきだし』グラフィック社・津田淳子さん(1)ー『白夜行』からすべてがはじまったー
第14回 『デザインのひきだし』グラフィック社・津田淳子さん(2)ー「実はひとり編集部なんです」ー
第15回 『デザインのひきだし』グラフィック社・津田淳子さん(3)ー世界中の印刷加工をスパイせよー
出会うべくして出会ったのかもしれないが、その出会いには運命的なものを感じ、久しぶりに痺れた。
自分の発想したデザインを、いかに効果的に印刷/加工表現するか。そんなデザイナーに必須な印刷・紙・加工などの技術情報をわかりやすく紹介する『デザインのひきだし』。
今抱えている、仕事でどーしたらいいのかわかない問題について、そこにクリティカルパスがあったからだ。私と同じような感覚の人がいて、同じような問題を、自分で編集して、書籍にまとめている。素晴らしい。そしてとても有り難い。
現在、デザインのひきだしはNo.16まで出ている。私の性格から考えて、No.1からそろえたい衝動を押さえるとは困難だった。流石に大人買いはしなかったものの、本日、晋弘舎印刷が載っているNo.10を筆頭に4冊ほど注文した。今から届くのが楽しみだ。
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私のイラレと貴方のエクセル
今年は全然プログラムを書いていない。その代わりといっては何だが、結構な確率でイラレと格闘している。いつも思うようにならず四苦八苦している。その都度、ネットで調べたりしながら、あーでもない、こーでもないと。それはそれで楽しいのだけれどね。
先日イラレの本を買った。これ、なかなか良かった。いろいろとテクニックが満載。今まで時間をかけていたことがさらりと出来そうな予感がした。
10倍ラクするIllustrator仕事術 ?ベテランほど知らずに損している効率化の新常識
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この本に限らず、パソコンの操作方法習得本は素晴らしい。いろいろと知らなかったテクニックが載っていたりするからだ。ネットだとピンポイントの情報だけだが、本だと要らない項目もあって、それはそれで有意義だったりする。そして、うろ覚えのテクニックを使っては、一人ほくそ笑むのである。
さて、話は変わるが、会社という組織で仕事をしていると、ワード、エクセルといったオフィスソフトの操作方法について聞かれることがある。とてつもなく難しいこと少なく、そんなに難しくない問題が多い。そんな質問をしてくる、彼、彼女に共通している事と言えば、パソコンの操作方法習得本を読まないことではないだろうか。強いて言えば、自習する能力が無いように思う。エクセルの本を一通り読んだことがあれば、答えが分からなくてもそれなりに解決方法を見いだすものだ。(と、思う。)
その結果、本を読まない人が、本を読んでいる人の邪魔をする。本を読んでいる人の効率・能率は向上し作業時間は短縮する。しかし、その貴重な時間は、本を読まない人のたわいもない質問によって簡単に失われてしまう。
これって、とても可笑しくないか。
もしかして、知らないふりをした方が一番効率いいのかい?
そして私は、イラレの本を読む。