グアテマラの弟/片桐はいり

普段はリアル書店で本など買わないのですが、昨日福袋を買うためTSUTAYA内のタリーズに寄った際に、ちょっと一目惚れしてしましてね。タリーズに面する本棚にはコーヒー関連の本が陳列されているんですもの。正月で時間もあるし、気になってしまいすぐ読みたいしというわけで、連れて帰ってきたという具合です。この本。

グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)

グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)

本の名前に反して?小説ではなく、エッセイです。ごくごく個人的な家族の話。話の中心はグアテマラに嫁いだ弟を出汁としてはいりさんの視点で書かれています。非常に面白い。はいりさんて、テレビで見ているとあまり私生活を語る印象がない。というか、テレビ露出も少ないので当たり前なんだけど。私生活が赤裸々に語られていて、はいりさんらしいなぁー
なんて、片桐はいりワールドに引き込まれてしまいました。必要な脱線も織り交ぜられ、とても読みやすく書かれています。

小説も好きだけど、エッセイの生々しさには勝てないなと。エッセイ好きだなぁ〜と改めて実感した次第。

それにしても、片桐はいりさんが本書いてたなんて知りませんでしたよ。