IBMの一番チープなサーバーx3200(4363)で使用しているメモリが、BIOS、OSから認識されなくなりました。ですが、CPU-Zを使用して確認すると、ちゃんと認識されるのです。差し込みが甘いのかなといろいろと試したのですがダメでした。そこで、メモリモジュールを取り外してよく見ると、大変な事になっているではありませんか。
下は、正常に認識されているメモリ。上側が認識されなくなったメモリ。鈍い色に変色しています。最初見た時は金メッキが剥がれ落ちたのかとビビりました。でも、メッキと言えどそう簡単には剥がれるはずも無いので、よく観察するとメッキ表面に皮膜が形成されている様子。念のため近くに有った革でゴシゴシしたら少しきれいになりました。そこで、メッキを傷つけないように細心の注意を払って皮膜の除去に取りかかりました。とはいえ、何でこすればいいのかと思いを巡らせ、アルコールと考えたのですが、あいにく出払っていたため、消しゴムでゴシゴシしました。流石消しゴム、ちゃんと奇麗になりました。そして、無事に認識できるまでになりました。めでたしめでたし。
